2020/06/05 15:04


ええふうど 

今回は料理の必需品ともいえる油。一切の妥協をせずに、徹底的に品質にこだわったオリーブオイルは、香り,酸度,コスト,の三拍子が最高級品質のオイルです。毎日使い、口に入れる油はあなたを内側からキレイにします。


 木の王様と呼ばれるオリーブは、大きく成長するまでに100年と言う時間が掛かります。私たちの食卓へ届くには、一朝一夕でできるものではなく、生産者の方々が長い時間をかけ、丁寧に丹精込めて育てています。
そうしてオリーブから採れる実は、労力と自然の恵みの結晶に近いものです。

 

クルス・デル・スール EXVオリーブオイル

エキスポ・アゼイテ 
ブラジル最大エキストラバージンオリーブオイルコンテスト
2011年優勝


 

南米チリの地中海の恵まれた気候と昼夜の温暖差で育つオリーブの木

生産地のコルチャグア・ヴァレーは、肥沃な土壌、地中海によく似た気候(夏は日差しが強く乾燥し、冬は温暖で雨が多い気候)、オリーブの天敵であるチチュウカイミバエがいないなど、オリーブにとって最適の環境で育てています。


また、太平洋からの寒流のフンボルト海流と、冷気を運ぶアンデス山脈の影響により昼夜の温暖差が高く、実の引き締まったオリーブが収穫できるのです。クルス・デル・スールに使われるオリーブの収穫時期は、欧州では収穫期が終わる5月から始まります。南半球に位置する南米チリの気候によって収穫期間が長くフレッシュなオイルを長い期間供給することができます。イタリアやスペインの長年にわたる技術を生産方式に取り入れる事で、高品質なオリーブの生産に成功しています。


広大な耕地面積により大量生産が可能で、高いコストパフォーマンスも実現しました。
チリの人々のモノ作りの手間暇がチリワインに次いで、傑作ともいえる最高級品質のエキストラバージンオリーブオイルを生み出しています。

  

クルス・デル・スールの意味とは?

クルス・デル・スールと言うスペイン名は「南十字星」。
南米から良く見える南十字星を意味します。チリの特別なオリーブオイルで、最高級品質の証の酸化度
0.2%です。 

酸化度を限りなく抑えるため、収穫から圧搾までに、驚異の4時間という短時間を実現しています。
(欧州の生産者の平均時間は、収穫してから圧搾までに
1週間)
 

生産者であるシラクサ社は、1250ヘクタール(50メートルプール1万個分)の農場の中心に自社の圧搾、ボトリング工場を所有しておる事で、驚異の4時間と言う早搾りを可能いしています。

オリーブの品種ごとに畑を分けており、ボトルごとにNo.を掲載しており生産から出荷までを一元管理する完全トレーサビリティを実現しています。

 

使用するオリーブは、アルベキーナ種、フラントイオ種、レッチーノ種のブレンドで、イタリアとスペインのお互いの欠点を補う完成度の高いブレンドを実現しました。

ブレンドすることで、加熱に強く、炒め物に使用しても風味の落ちにくいオイルになっています。

 

IAS(国際品質証明機関)によって、収穫直前のオリーブを、区画ごとに全て検査をしており、残留農薬についても総ての残留農薬が最小値以下の0.01%以下を記録しています。

 

また、NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙食で安全性を確保するために開発された衛生管理法で管理しています。食品の安全性の管理基準として世界最高になりつつある認証です。



 身体の細胞はオイルでできている

私たちの身体は、約60兆から100兆もの細胞でつくられています。そのうち毎日15兆個の細胞が死んで、新しい細胞が生まれています。この細胞のもととなっているのがオイルなのです。


一つ一つの細胞を覆っている「細胞膜」は、リン脂質と呼ばれる複合細胞脂質成分と言うオイルです。またリン脂質の間を埋めているのがコレステロール。私たちの生命を維持する為に、オイルは必要不可欠なのです。 

 

EXVオリーブオイルの美容・健康効果

     アルツハイマー病対策

オレオカンタール+ポリフェノールでアルツハイマー発症リスクを半減させる。
米国の学会で、アルツハイマー予防にエキストラバージンオリーブオイルが有効であると発表されました。以前から地中海地方の人々はアルツハイマー病の発症が少ないことが研究されていました。
地中海の食事にはオリーブオイルをふんだんに使っており、大量に摂取する食習慣があります。 

オリーブオイルに含まれるオレイン酸がアルツハイマー病患者の脳内に蓄積される物質「アミロイドβ」の量を減らすのではと考えられており、アルツハイマー病は脳のアミロイドβ及びたんぱく質の蓄積によって特徴付けられる神経変性疾患です。

 しかし新しい研究では、実際の有効成分はオレオカンタール(oleocanthal)と言う物質であるようだと示しています。

 

     メタボ予防
オリーブオイルにはコレステロール値を下げる作用があります。
それはオリーブオイルに含まれるオレイン酸の働きで、オレイン酸は悪玉コレステロールを減少させ、善玉コレステロールを高める働きがあります。



     骨粗しょう症予防
カルシウムの吸収・骨粗鬆症予防にはオリーブオイルが良い
PREDIMED
(心疾患予防における地中海食事療法の効果の総称)研究によると、毎日オリーブオイルを摂取する簡単な方法で、骨粗しょう症予防になると報告されました。
血液中の骨形成のためのカルシウム、骨を構成する成分の分布データによれば、骨粗しょう症の治療薬と同じ効果(子供なら骨が強くなる)がオリーブオイルにはあるという事です。

その後、2014年にスペインでも、ジローナ大学病院とレウス大学において、2年間の地中海式ダイエットを続けた結果、骨の強度が上がったという報告をしています。

地中海式ダイエットにはオリーブオイルが必要不可欠なのです。


     動脈硬化・高血圧予防
オリーブオイルで血圧が下がる理由

血圧を下げる為に活躍するのがオリーブオイルに含まれるポリフェノールです。
ポリフェノールには、一酸化窒素の濃度を増やす働きがあり、一酸化窒素には血管を拡張する作用があります。結果的に血圧が下がる効果が得られるのです。
オリーブオイルを適量飲むことで、血液がサラサラになり動脈硬化の予防にもなります。血液がサラサラになることで必然的に高血圧の予防に繋がります。


     乳がん予防

乳がん予防にもオリーブオイルを摂らない理由が見つからない

オリーブオイルや青魚を中心とする地中海料理で、乳がんの発症リスクを顕著に抑制させる効果が確認されました。スペインの大規模比較試験PREDIMEDの後付け解析の結果、新たに得られた報告です。糖尿病や高血圧、肥満、喫煙習慣などの危険因子を複数有する高リスク者を対象として、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患の予防効果を有する目的で実施された調査ですが、乳がん初発予防の有効性が確認されたのは初めての事です。

抗酸化物質が豊富なオリーブオイルは細胞の損傷を防ぐ強い味方になります。腫瘍の原因となり細胞の突然変異も防ぎ、エキストラバージンオリーブオイルが乳がんの発症リスクを6割も減らしてくれるという可能性を示す事実です。
オリーブオイルは腫瘍を予防する成分を含み、悪性腫瘍の発達を抑える効果があります。

 


料理油をオリーブオイルに変えないのは、もったいない。

 今回はKeyMallで販売しているクレス・デル・スールについて、オリーブオイルの素晴らしさと共に紹介いたしました。
ええ風土で育ったオリーブオイルは、身体にも間違いなくええFoodです。まだまだお伝えしたいことがあるのですが、それはまた次回の更新をしばしお待ちください。

毎日使う油だからこそ、効果を知ることでいつもの食習慣がより良い習慣になります。


最後にあなたに伝えたい事は、「私たちは、口にするもので出来ている」

最後までお読みいただき、ありがとうございます。